東京都 板橋区板橋1丁目55−16
Java EEからJakarta EEへの移り変わりによって、Java EE自体は近年動きが少ない状況でしたが、MicroProfileや先日リリースされたQuarkusなど周辺のエコシステムは活発さを増してきています。2019年1回目のユーザ会では、MicroProfile のコミッタである Ondrej Mihályi さんをゲストスピーカにお招きしてMicroProfileの最新の動向について、ユーザ会からはQuarkusの紹介を通じて、サーバサイドJavaの新しい方向性を体感していきましょう。
Ondro is a software developer and consultant specializing in combining standard and proven tools to solve new and challenging problems. He's been developing in Java and Java EE for 9 years.
As an experienced Java EE developer and trainer, he's helped companies to build and educate their development teams, improve their development processes and be flexible and successful in meeting client requirements.
He's a core member of Payara and MicroProfile opensource projects and a leader of Czech JUG. He loves working with the Jakarta EE community and would welcome anyone to contribute to Payara, MicroProfile, Jakarta EE as well as to any other opensource project in the Java ecosystem.
(日本語訳)
Ondro(Ondrej)はソフトウェア開発者・コンサルタントであり、標準技術と実績あるツールを組み合わせて新しく難しい問題を解決するスペシャリストです。彼はJavaおよびJava EEについて9年にわたる開発経験を有しています。
経験豊かなJava EE開発者・トレーナーとして、彼はいくつもの企業において開発チームの立ち上げと教育、開発プロセスの改善に携わり、クライアントの要求に柔軟に対応し、成功に導いてきました。
彼はPayaraおよびMicroProfileオープンソース・プロジェクトのコア・メンバーであり、チェコJUGのリーダーでもあります。彼はJakarta EEコミュニティと共に働くことが大好きで、Javaエコ・システムのその他のオープンソース・プロジェクトと同様に、Payara、MicroProfile、Jakarta EEに貢献しようとする皆様を温かく迎えたいと思っています。
日本GlassFishユーザ会のメンバとして、勉強会の運営などをしています。仕事ではアプリケーションサーバのサポートエンジニアをしています。
会場のハイライフプラザいたばし会議室を借りるための費用として、ご賛同頂ける方は一人200円のご負担をお願いします。余った費用については、コミュニティのサイト運営 http://www.glassfish.jp/ や次回以降の勉強会の運営に活用させて頂きます。
時間 | 内容 |
---|---|
19:15-19:30 | 開場、受付 |
19:30-19:35 | 会場のご案内など |
19:35-20:15 | Effective cloud-ready apps with MicroProfile (Ondrej Mihályi) [通訳なし英語によるセッションです] |
20:15-20:55 | Quarkus入門 (日本GlassFishユーザ会 上妻) |
21:00 | 終了予定 |
今回コミュニティが用意する懇親会の予定はありません。
In this session, you'll learn how to develop applications that evolve according to your needs, can easily run in the cloud and integrate with common cloud technologies. We'll start with a simple application, focusing on business logic. MicroProfile framework, powered by a lightweight opensource Payara Micro runtime, will get us started quickly and allow gradual improvements later.
MicroProfile contains a lot of components that make developers productive. It allows separating business logic from common concerns like configuration, failure-recovery, REST service calls, context propagation across service calls and securing services. Adding all of these to existing code is easy. It's also easy to introduce new microservices as needed and adopt cloud technologies as your application grows. I'll show you how, in a step-by-step demo. And if time allows, I'll also show how to run and scale your application effectively with Kubernetes in the cloud.
(日本語訳)
このセッションでは、皆様がニーズに合わせて発展するアプリケーションの開発手法を学び、アプリケーションをより簡単にクラウド上で実行して共通のクラウド技術と連携させることができるようにご案内します。私達はまずシンプルなアプリケーションからスタートして、徐々にビジネス・ロジックへとフォーカスしてゆきます。MicroProfileフレームワークを用いて、軽量なオープンソースのPayara Microランタイム上で素早く立ち上げ、後から徐々に進化させられる様子をご覧いただけます。
MicroProfileには開発者の生産性を高める多くのコンポーネントが含まれています。MicroProfileを用いると、構成、障害復旧、RESTサービス呼び出し、サービス呼び出し間のコンテキスト伝搬、サービスのセキュア化といった共通的関心事をビジネス・ロジックを共通的関心事から分離することができます。これらはすべて、簡単に既存のコードに加えることができます。また、必要に応じて新しいマイクロサービスを導入し、アプリケーションの成長に合わせてクラウド技術を採用するのも容易です。その具体的な方法について、ステップ・パイ・ステップのデモをご覧いただきたいと思います。また時間が許せば、Kubernatesを用いてアプリケーションをクラウド上で効果的に実行・スケールさせる方法についてもご説明したいと思います。
Quarkus(くぉーかす)とは、ファイルサイズが小さくメモリフットプリントが少ないネイティブバイナリで動作可能な、新しいOSSのJavaフレームワークです。RESTEasy(JAX-RS)やHibernate(JPA)、CDI、JDBCドライバなどの、従来のJakarta EEスタックで使われているライブラリは内部実装でリフレクションやJMXの利用など、そのままではGraalに含まれるSubstrateVMの制約に相反してネイティブイメージを作成できない課題がありました。Quarkusではこの課題を解決し、ユーザは従来のJAX-RS-CDI-JPAのAPIの沿ってコードを書くと、簡単にネイティブイメージが作成できる仕組みが整えられています。Quakusはネイティブバイナリコンパイルだけでなく、ホットスワップに対応してコード修正が即時に動作に反映されるなど、開発者が楽しく開発するための機能が備えられています。このセッションでは機能紹介とデモを通じて、Quarkusの"軽量"さについてご紹介します。
日本 GlassFish ユーザー会 (GlassFish Users Group Japan) は、Javarta EE (Java EE) 開発者・運用者が集まって、Jakarta EE (Java EE) および MicroProfile を初めとする関連技術に関する情報や活用事例を共有する場を創り出すことを目的として活動しています。 年 3 回の勉強会を中心に、Jakarta EE...
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